Journal 制作の記録
和紙漉きの現場から、フレーム組みの工房まで。Aero Lanternの灯りが生まれるまでの物語を綴ります。

Story 01 第一話
夜明け前、冷たい水に手を浸し、和紙職人は一枚の簀桁を静かに揺らします。繊維が均一に広がる瞬間を見極める感覚は、言葉ではなく手が覚えているものです。
一日に漉ける和紙の枚数は決して多くありません。しかしその一枚一枚が、Aero Lanternの灯りに唯一無二の透過性を与えています。

Story 02 第二話
提灯の骨組みとなる竹ひごは、一本ずつ厚みを揃え、螺旋状に組み上げられます。この工程には熟練の職人でも数時間を要します。
均一でありながら手仕事の揺らぎを残す骨組みが、和紙を張った際の光の抜け方を左右する、最も重要な工程のひとつです。

Story 03 第三話
完成した一灯には、製作した職人の銘と製作年が刻まれます。工業製品にはない「つくり手の顔が見える」灯りであることが、Aero Lanternのものづくりの根幹です。
お客様の元へ届いた後も、和紙の張り替えや金具の修理など、長く灯りに寄り添うアフターケアを行っています。